2024年涅槃図公開

nehanzukoukai

涅槃図
2500年前の2月15日
インドのクシナガラという小さな村で一人の老人が亡くなりました。
その老人の名前はゴーダマ・シッダールタ
ネパールのシャカ族の王子であった彼は、王子の座を捨て、37才の頃に悟りを開き以降、長くインドでその教えを伝え続け、最後は貧しい村の家で施された食事にあたり80才の人生に幕をおろす

キリストやマホメットのように、その人生にさほどドラマチックな場面は見られませんでしたが、臨終の場面で当時カースト制がとても厳しい時代に、老若男女問わず、富める者、貧しき者も、他宗教の者も皆でゴーダマ・シッダールタの死を悲しむ場面が描かれているこの涅槃図には、現在社会の問題を解決してくれるヒントもあるのではないかと思います。
明日から徳林寺で公開になりますが、そういったことも含めてお話できたらと思っております。

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